マニャンスーパーの前で発見されたミンジョンの指。
ミンジョンの失踪で悲しみにくれる父親のジンムク。ジンムクを慰める所長のナム・サンベ。外では警察の大掛かりな操作が始まっている。
前回の最後の場面、指を置いたドンシクの姿があった。あれは何を意味するのだろう。果たして真実は?
たまに浮かべるドンシクの笑顔が怖いときもあれば、心からの優しさを感じるときもある。ドンシクの笑顔も最大のカギになるだろう。
途方にくれているサンベ所長
悲しみにくれているジンムクを慰めようとしているサンベ所長。優しい人なので、自分も悲しくなり、どうすればよいか思案している様子。
男でひとつで大事に育ててきた娘のミンジョンが失踪してさぞ悲しかろう。
取り調べを受けるジョンジェ
強行犯チーム長ジファから参考人聴取として呼び出されるジョンジェ。ジョンジェの部屋には過去の被害者の顔写真が並べられている。そこに加えた一枚の写真、「被害者7 カン・ミンジョン」。被害者はすでに7人いるということか。
結果として、ドンシクとジョンジェ、二人が聴取されることとなった。
犯人は二十年前の事件と同一犯か?あるいは模倣犯か?
同一犯なら、20年ぶりにこの街に帰ってきたということか?この小さな町マニョン、誰もが誰もの顔を知っている、全員が家族のようなこの街に。ジョンジェの疑いは深まるばかりだった。
ちなみに、ドンシクとジョンジェ、二人ともはっきりとしたアリバイはない。
ドンシクに多重人格の疑いあり?
一方のドンシクはミンジョンの失踪で思い悩んでいた。その時、耳奥でキーンという音が聞こえ、「あの時と同じように10本の指を並べておいた」と何かの声。
ドンシクは多重人格か。つまり、ドンシクの中の別の人物が殺人を行っていた?謎は深まるばかりだ。
たまに、何かのはずみで足を痛がりひきずる様子もある。これも多重人格のだれか一人が現れた状態なのだろうか。
ドンシクは地下室の貼り紙をすべて外し、漂白剤でありとあらゆるところを拭き、モップをかけている。さらに複数個所に監視カメラを配置した。
机の上に一点の血痕があることを発見したドンシクだが、あえてその血痕を残しておく。これは何を意味するのだろうか。
同僚にも疑われるドンシク
「お前は今回のこと、これから見ないことにしてくれ」と言われ、何を言っているのか意味が分からない同僚。同僚のドンシクへの疑いが深まっていく。
ジョンジェは犯行時間にどこにいたのか?
ジョンジェは父親(ソウル警察庁次長)と会食。父親はジョンジェのことが心配でたまらない。
「アリバイはうまく答えたのか?お前は何を考えているんだ?おとなしくしていろ!」
それにしても、高級な店での食事はどれも似たようなもので、刺身とか出てくる。日本の高級料亭と一緒だ(行ったことないけど)。
食事は庶民のほうが数倍おいしそうだし、健康にもよさそうだ。庶民万歳。
山中から見つかった被害者の携帯電話に
ミンジョンが失踪し、警察犬も導入した大掛かりな山中の捜索が行われた。そんな中、ひとつの携帯電話が発見される。
ミンジョンの匂いがついた携帯電話からの送信履歴は3件だけ。すべてジョンジェに送信されたものだった。
「ミンジョンに初めて会ったのはいつか?」と問い詰められるジョンジェ。
「初めて会ったのは警察署だし、その前に会ったこともありません。携帯電話が誰のものかも知りません」とシラを切るジョンジェ。
だがジョンジェの思い通りにはならない。スマホの鑑定書が科捜研から届いた。それを見て頭を抱えるジョンジェ。
実はこの携帯は、情報提供者として利用していた違法入国者の女に渡したものだった。「客にこの男がきたら、この携帯で1を打って俺に送ってくれ」と頼んだのだ。
そして、ジョンジェに送ってきたメールには「1」の文字が。
「この男が来たら」とは、ドンシクのことだったのである。
なぜその携帯にミンジョンの匂いがついていたのか、そしてなぜ山に捨てられていたのか。
もっと悪いことに、携帯からは別の失踪した女性のDNAが発見された。
休職を願い出たジェウォンが発見したものは
皆に携帯のことを知られたジェウォンは、一人で捜索を始める。
途中の家でドライブレコーダーの存在を知り、録画内容を調べることにした。
驚くべきことに、そこにはドンシクの姿があったのだ。
ジェウォンはドンシクの家の裏口から地下室に入る。そこで漂白剤を見つけ、さらに机の上に残っていた一滴の血痕を発見する。
情報を受けた捜査班はドンシクを緊急逮捕する。
逮捕した後で、ドンシクもパトカーの中で連行されながら、そしてジェウォンもドンシクの家の前で、不気味な笑みを浮かべている。
もう、どちらが悪いのかが分からない。今のところ、ドンシクの犯人説が濃厚だが、ドラマはまだまだ続く。ドラマから目が離せないとはこのことだ。悪い夢を見そうだ。