自分を振り返ってもらえないイェビンは家出し、スイムの家でヨンジェの日記を読んでしまった。家に連れ戻されたいイェビンは、ソジンから「ヨンジェは精神を病んでいただけだ」と聞かされるが…。
ヨンジェが中3の時
ヨンジェは高校受験のストレスでどうにかなりそうだった。そんなとき助けてくれたのがガウルだった。ガウルはヨンジェより6歳年上の家政婦としてヨンジェの家で働いていた。
そんなガウルを好きになったヨンジェ。激怒した両親はガウルを解雇する。怒ったヨンジェはバットで植木鉢をたたきこわす。
父親は「籍を抜く」と激怒し、ライフルを持ち出してヨンジェに向ける。暴発した銃は天井に当たった。
そして、現在のヨンジェ。変わり果てた姿。そばにはライフル銃がある。
ライフルを打ち抜いて死のうと思っても死ねなかった。
ヨンジェの自殺の原因を知ったスイム
スイムはヨンジェの日記を読み、ヨンジェの母親の自殺はキムコーデに原因があると確信した。「この悲劇の中核にいるのはキム先生よ」とソジンにも告げた。
その事実を知ったスンヒとジニも驚き、不安を隠せなかった。特に、3年後は自分の息子もキムコーデに頼もうと思っていたジニはソジンを責める。ジニはソジンと言い合いになり、不信感を持つようになった。仲良しだった二人に溝ができたのだ。
自信満々のイェソだったが
キムコーデは、イェソのスタッフたちの報告を聞いていた。国語の読解問題が苦手だという報告を受ける。学科試験の報告だけでなく、ボランティアや部活動の報告も受ける。得意そうに聞いているイェソ。
大得意だったイェソだが、キムコーデに「これほど準備したのにオール満点を取れなかった。ヘナは1点差で負けたが、実際に負けたのはあなただ」と叱咤される。キムはイェソにヘナに対する強烈な競争心を植え付け、試験で勝たせようとしていた。実力や人間力では圧倒的に負けているからだ。
生徒会長になりたいイェソは、ヘナに生徒会長の座を譲ることだけは我慢ならなかった。だが、キムコーデも父親も、生徒会長にはなるなとイェソに言ったのだった。どうしても納得できないイェソ。
そんなイェソを見て、ソジンは「あなたが生徒会長になって、ウジュを副会長にしたら?」と提案する。
腰を痛めたイ教授
ジニの夫、イ教授は腰を痛めてしまった。前々から痛めていたのだが、ついに一人では洋服の脱ぎ着もできなくなってしまったのだ。
息子のスハンは「ウジュのお父さんに手術してもらって」と言う。
カン教授は「椎間板ヘルニアだな」と診断し、自分が手術すると言うが、イ教授は内心ウジュの父親(ファン教授)に手術してもらいたいと思っていた。
そんなイ教授はファン教授のもとへ出向き、診察を受け、手術したほうがよいと進言される。カン教授とファン教授、どちらに手術をしてもらうか?立場に苦しみ、イ教授は悩んだ。
ガウルの存在を知ったスイム
塾の帰り、塾の帰り、スイムはイェビンとスハンにピザをご馳走する。そのとき、ヨンジェが優しくて歌がうまかったこと、そしてガウルの存在を知った。
ガウルはヨンジェの家で家政婦として働いていたこと、ヨンジェとガウルは仲が良かったこと、そんなガウルが突然いなくなったこと。ヨンジェは「唯一心を許せる先生がいる」と言っていたから、その先生に連絡を取っているかもしれないとイェビンは言った。
先生とは、おそらくキムコーデの事だろう。