3日でスタディルームを元に戻すように言われ、絶望の淵に落とされたスンヘ。家長のプライドを傷つけられ、キムコーデからも批判されたチャ教授は自分のやり方を決して曲げようとはしなかった。
ファン教授がセンター長に推薦される
院長がファン教授を自室に呼び、センター長になってくれないかと打診していた。ファンは承知した。ニュースは瞬く間に病院中に知れ渡った。
そのことを聞いたソジンは、なんとしてもジュンサンにセンター長になってもらうため、義母に理事長への進言を頼むが、断られる。
義母はソジンに言った。「ジュンサンに恋人を捨てさせ、あなたを嫁にしてやった。でまかせはあなたの得意でしょ。」
ソジンとジュンサンの結婚にもひと騒動あったのだろうか。
コンビニの店長に現金を渡して処理させるソジン
場面は変わり、コンビニの控室からソジンが不愉快きわまりない表情で出てくる。
SKYキャッスルに帰ったソジンはスイムの車を見つけ急停車させる。
ソジン「よくもうちの子どもを泥棒呼ばわりしたわね。あれはストレス解消のゲームなのよ!」
驚くスイム。
実は、コンビニからイェビンの万引きのことで連絡を受けたソジンは、店長に大金を渡してイェビンの映っている映像を消去するように言ったのだった。
ヘナの母親
病室で、一枚の写真を見つめる一人の女性。
その女性はヘナの母親だった。お見舞いに来たヘナを見て、母はあわてて写真を隠す。
同室の患者さんたちに差し入れし、お母さんの大好きなあんパンを買ってきたヘナは心の優しい女の子。
その日の夜、ソジンとジュンサンが食事をしているとき、携帯が鳴った。なんと相手はヘナの母親だった。
「私です、キム・ウネです。急に電話してごめんなさい。実は頼みがあります。」
驚きを隠せないジュンサン。その様子をいぶかるソジン。
実は、ウネはジュンサンの恋人だった。その仲を引き裂いたのがソジンだったのだ。
頼みとはんだろう?気がかりでならないジュンサンだった。
後に引かないスンヘとチャ教授
互いの主張を曲げず、一歩も引かないスンヘと夫のチャ教授。スンヘはスタディルームを元に戻そうとはしない。
ついに、次の中間試験で成績が下がったら、自分に従ってほしいと言うスンヘ。中間試験をめぐる熾烈な戦いが始まった。
ちなみにこの日の旦那の夕食はカップラーメンだった。ふふふ、やるなスンヘ。
ウジュ、ヘナを生徒会長に推薦する
高校では、ギジュンがウジュにヘナの武勇伝を話していた。ウジュはヘナを生徒会長に推薦しようと言い出す。
ギジュン「誰もがなりたい生徒会長にヘナを推すのか?」
ウジュは家でもヘナを話題に出した。ヘナの母親が病気だというと、家族の空気がガラっと変わった。この家族も何か過去にあったようだ。
そんなヘナの母親は、娘が大学に入るまで生きていられるかどうか不安にかられるのだった。
弱気な母親の言葉を聞き、ヘナ心細くなる。「おかあさんがいなくなったら、私も生きていけない!」ヘナはたまらず病室を飛び出していった。洗面所で必死に涙をこらえるヘナだった。
ウジュの母親も病気だった
寝室で話すファン教授とスイム。
スイム「どうやら、ウジュはヘナを好きみたい。ヘナの母親が病気だから余計気になるのかしら。」
ファン「君は大丈夫か?」
スイム「私?辛かった時の母親の話をしてくれて嬉しかったわ。」
ファン「実母が病気のときは泣き言ひとつ言わなかったからな。」
どうやら、ウジュの母親は病気で亡くなり、そのあとに結婚したのがスイムなのだ。ウジュは実の息子ではないが、まるで本当の親子のようだ。
コンビニの店長の態度が妙だと思うイェビン
コンビニの店長がなぜ「代金を払った」とウソをついたのか不審に思うイェビンは、その理由を知るために策略を練る。
スハン「またやるの?」
イェビン「また逃げるの?限界を超えたら楽になれるのに。」
スハンは、「楽になれるのに」とイェビンから言われた言葉が頭から離れず、勉強が手につかなかった。
そんな息子を見て、ジニは果たして息子に勉強を押しつけることが正しいのかどうか、何が正解なのか分からなくなった。
理事長に話をつけたジュンサンの母だが
ソジンに頼まれ、息子のジュンサンをセンター長にしてほしいと理事長に頼んだジュンサンの母。その代わりに、必ずイェソを医大に入れるようソジンに命令した。
ソジンからセンター長間違いなしと電話で聞いたカン・ジュンサン教授は上機嫌だった。そんなとき、カン教授に手術を受けた後遺症で脚が動かなくなったという男が近づいてきた。
逃げるカン。追いかける男。カンはエレベーターが開いた瞬間に飛乗ったが、カンの名前を呼ぶ男の声が聞こえたので、ちょうど乗っていた院長が扉を開けた。もう知らないふりはできない。追い詰められたカン・ジュンサン。
「お前だろ?返事しろ!」
さらに追い詰められたカン・ジュンサンは、隠し持っていた銃を男に向ける。
「補償してやったろ?骨の髄までしゃぶる気か?」
銃から放たれたのは催涙ガスだった。大勢の患者の前で取られたその行動は、一部始終を動画に撮られてアップされてしまった。院長ももちろん現場を目撃した。
カン教授のセンター長就任は白紙になった。
イェビンの万引き再び
イェビンは、コンビニ店長がなぜウソをついたのか知るために、店長にわざと見つかるように万引きをするが、店長は知らんぷりをする。
母のせいだと気づいたイェビンは店を出る。
店長から連絡を受けたソジンは急いで車を走らす。イェビンと話すために。
車の中で話すイェビンとソジン。
イェビン「なぜ店長にお金を払ったの?ママはいつもそうね。」
ソジン「あなたはイェソと違って育てにくいわね!」
イェビン「また比べるのね」
ソジン「あなたなんか警察に言って自首すればよかったのに」
険悪な二人。