『ミセン-未生-』のイム・シワンが、他人の目を恐れずに悪と闘う個性的なキャラクターを熱演。6年ぶりの共演となるコ・アソンと息の合った演技を披露している。
業界トップの会計士、ファン・ドンジュは、突然その地位を捨て、国税庁の公務員に応募する。そこには父の死が深く関わっていた。“ごみ置き場”と揶揄される国税庁租税5局のチーム長となったドンジュが、自分だけのやり方で脱税者たちに立ち向かっていく。
全16話
序盤から小気味よいテンポで物語が展開する。
イム・シワン(ファン・ドンジュ役)
ミセンの時と比較すると、なんと立派に成長したことよ!母親の気持ちになってみると、嬉しい反面寂しくもある。
国税では租税5局「ファン チーム長」と呼ばれている。吹き溜まりの5課のチーム長であります。
会計士の会社から国税庁に転職したのだが、いかんせん税関係のことに詳しくない私には、チンプンカンプンの用語がてんこ盛りである。ましてや、韓国の税務はよくわからない。
しかし、そんな無知な私でも「こういうことかな」という推測でも問題ないことが分かった。悪いやつは悪い、良いやつは良い。結局そこなのだ。
ヌタウナギとは?
こんなシーンがありました。
ヌタウナギとはなんだろう?おそらく気持ちの悪いものに違いない・・・
「ヌタウナギ」で検索してみますと、出てくるわ出てくるわ、想像していた以上の不気味な生き物です。画像を貼るのもおぞましいので、貼らないでおきます。
ちなみに、ヌタウナギと「不気味さ」でトップを争っているのが「ユムシ」です。ユムシは別のドラマで若い女の子が市場で買っているのを見たことがあります。「そんなもの食うのか?」と彼氏に言われていました。
怖いモノ見たさの人は、ぜひ「ユムシ」も検索してみてください。私はニョロ系が大の苦手なので、貼らないでおきます。
あ、でもウナギは好きなんですよね、矛盾してますかね。
焼肉を食べるときには野菜もいっぱい食べる
韓国ドラマには焼肉を食べる場面がたくさん出てきますが、どちらかと言うと「野菜をいっぱい食べてる!」という感覚のほうが大きいですね。
テーブルには野菜(サンチュかな)が山盛りになって提供され、お肉に大きなサンチュを巻いてどんどん口に放り込んでいます。
日本では、焼肉屋さんに行ったら「たくさん肉を食べなきゃ損」という感じで、肉ばっかり食べますからね。やっぱり、韓国人は日本人の倍の野菜を食べているっていうのは本当のことのようです。
韓国では、野菜が安いんでしょうかね?実際に韓国の飲食店に入ると、まずたくさんのキムチやらナムルやらがどんどんテーブルに出てきて、それらが食べ放題だというのですから。
日本で韓国料理店に入ったら、キムチ一皿800円なんて普通にありますからね。韓国人が聞いたら逆に驚くのではないでしょうか。韓国がうらやましい。
安い食堂でククスをひとつ頼んだけど、ククスって何?
ファン・ドンジュ(シム・イワン)が安い食堂に入っていき、謎のおじさんの隣に座りました。
「ククスをひとつ!」
ククスって何でしょうか?どうやら隣のおじさんもククスを食べているようです。
ククスとは、いわゆる「麺類の総称」です。お店によってどんなククスを提供しているかはまちまちです。
温かい麺、冷たい麺、汁なしの麺、辛い麺、辛くない麺、様々な麺が存在します。
下の画面では、「白くて暖かい麺」ですね。麺はあのように銀色の入れ物に出てくることが多いようです。
ところでこのおじさん、ただの普通の人ではなく、重要な意味を持つ人物であることがあとで判明します。
イイダコ鍋とは?みんなが食べたい庶民のイイダコ鍋
5局の仲間がご飯の相談をしています。
「イイダコ鍋にする?」と一言。
ちなみに、イイダコ鍋とは寄せ鍋の鍋にだし汁、野菜、イイダコを入れてグツグツ煮ながら食べる料理のことです。
「うどんも追加!」
「いつもの店ね」
どうやら、馴染みの店に食べに行くようです。誰かが
「刺身は?」と聞くと、すかさず誰かが
「刺身は月初めだけ!」と拒否権を握っています。
お刺身はお給料が出たばかりの月初め1回と決めているようです。
韓国でもやはりお刺身は高価なものなのですね。
そんなとき、ファン局長が「あ、ボク行けなくなったから」と言って、お札を一枚渡して帰ります。
帰ったあと、スタッフのみんなは満面の笑みで
「マグロ!マグロ!」と大合唱です。
どこでも同じ感じですね。それにしても、こういう上司が一人いてくれると平社員は大変助かるのですが。なかなか気前のいい上司っていないものです。
イイダコとは?
イイダコは韓国では普通に使われるタコです。日本ではタコは小さくて800円くらいするイメージですが、韓国のタコって安いんですね。
ちなみに、韓国市場で冷凍のイイダコが1キロ1680円で買えます。
イイダコは癖がなく、ほどよい甘みとうまみがあり、スープや鍋にいれるとそのおいしさが際立ちます。
国税は誰の味方?
SAMEJIMA TIMESの鮫島さん(元朝日新聞政治記者)によると、
「国税庁は国民の味方ではありません。時の権力の味方です」
ということです。
それを聞いたときは「マジですか?」と驚いたものですが、
まあ、そういうものかなあと半ばあきらめ気分でニュースを見てため息をついたりしています。
韓国もそうなんでしょうね。
国税庁はあくまでも国民のために仕事をしてほしいものだと思います。